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059\東京でエナ・デ・シルバの作品を見られるという価値について/

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今日は関わらせていただいているクラウドファンディングプロジェクトについてお話しします。


バンダラさんの日本にスリランカのアートを紹介したい!という想いでスタートした今回のエナ・デ・シルバ展のクラウドファンディングがラストスパートとなりました。目標達成に向けてクラファン参加者の皆さんと突き進んでいけたらと思っています。


今回のクラウドファンディングでエナ・デ・シルバというアーティストをはじめて知った方も多いと思います。彼女の作品とその価値について少しお話ししたいと思います。


エナの作品で特に注目すべきものは、ベントータ・ビーチ・ホテル(現シナモン・ベントータ・ビーチ)のロビー天井のバティック作品だと思います。スリランカ人建築家のジェフリー・バワがスリランカ西海岸のリゾート地、ベントータに1960年代に設計したホテルで、洞窟のような石積みのエントランスから階段を上がっていくとその先に突如として極彩色のバティック画の天井が登場します。ホテルを訪れたゲストは、入口でゲストを出迎えるキャンディアンダンサーが吹くほら貝の笛の音色と相まって、まるで不思議の国にある王宮に招かれているかのような錯覚に陥ってしまうのです。


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目を凝らしてみてみると、さまざまな地元の動植物が描かれており、一部はイギリス植民地統治時代に使われていた地域の旗に由来するものもあり、50以上の組み合わせがあると言われています。これは地元の文化を紹介し、スリランカのアーティストとコラボレーションするというバワのビジョンを表現していて、エナとバワのコラボレーションとしては最大級の作品です。


特に、2020年のホテルのリノベーションとあわせてその天井のバッティク画も更新され、その鮮やかな色合いは今が一番綺麗なので早めに現地に訪れることをオススメします。


そして最近ではエナの作品が国外でも評価されるようになりました。2021年に香港で開館したアジア最大の現代美術館M+(エム・プラス)はロンドンのテート・モダン、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、パリのポンピドゥー・センターなど世界的な美術館に匹敵する美術館として注目されています。


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そのM+でエナのベントータ・ビーチ・ホテルのバティック画が館のコレクションとして加わり、展示されています。巨大な美術館を一日で巡るのも大変ですが、ぜひ訪れた際にはエナの作品も探してみてください。


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今回の展覧会は初めて日本で、それも世界中のアートが集まる東京で開催される予定です。ベントータ・ビーチ・ホテルのバティック画はその中でも目玉となる展示で、今回のクラウドファンディングが達成しなければ、お披露目する機会がなくなってしまいます。

エナの作品をスリランカや香港にすぐに行けない方でも身近に生で作品を鑑賞できる貴重な展覧会となると思います。引き続きクラファンの告知や支援にて応援してくださるとバンダラさんも喜ぶと思います。皆さんの力で目標と達成していきましょう!


クラファンの詳細や返礼品についてはこちらからご覧いただけます↓

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