スリランカ人アーティストのラキセナナヤケの自宅/アトリエ/ゲストVillaであるDiyabubulaはスリランカの言葉で訳すと"දිය බුබුළු=水の泡"となる。
その名の通り敷地の至る所に自然や人工的に計画された小さな池があり泡がブクブクと地表に出てきたような配置がされている。
森の中の木陰を風が通り抜けて水辺でさらに冷やされるので外を散策していても気持ちが良いのだ。
普段から上半身裸で暮らしていたラキだが、人肌感覚、それを体現できるかのように自然と一体になるように計画されたのがよく分かる。
Villaの1つにWater Villaがあるが、池の上に高床式に建てられていて、室内からの眺めは猿が木の上から眺める目線と同じで、当然だよね〜という感じでエアコンも無い!笑
まさに森の中に住むという感覚だ。
しかしながらそれで昼間も夜も心地よく過ごせるのだから、自然を享受することの喜びを感じるにはとても良い建築だ。
"ラキのドローイングのタイルがシャワールームのアクセントになっている。このような風景が敷地のいたるところに見える"
一点、言わせてもらうと、敷地内や部屋のラキの絵は印刷により複製されたもので、本物ではなかったのが大変残念だった。。
いろいろと管理上の理由は理解できるが、ここに来たいと思う人は本物を大切にしている人がほとんどだと思うから、ぜひ本物の絵を展示してほしい。
はたまた、ラキは「俺の絵などどうでも良いから、窓に見える自然を楽しんでくれ!ガハハハ!」と天国でも言っているののだろうか。
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アーキディレクター MAKO(田所真)
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