079\Stanley de Saram House/
- MAKOTO TADOKORO
- 5 日前
- 読了時間: 2分

スタンレー・デ・サラム邸の設計において、バワは内省的な中庭のある家というコンセプトを極限まで押し進めました。
賑やかな道路に背を向け、高く白いレンダリングの壁の中に静寂のオアシスを創り出しました。開口部は正面玄関とガレージドアのみで、花崗岩で縁取られ、簡素なファサードを緩和しているのは、エントランス上部の装飾的な錬鉄製の格子だけです。

内部では、レセプションエリアは中央の舗装された中庭に集中しており、ベッドルームはより小さく親密な中庭から照明が当てられています。

隠れた階段を上ると、ガレージの上にある人里離れた屋上庭園に行けます。
完成後まもなく、デ・サラムはこの家をバワの仲間であるフェローズ・チョクシーに売却しました。後にチョクシーとイスメス・ラヒームが独立事務所を設立すると、彼らのオフィスは中庭の一角を占めるようになりました。内装は幾度か変更されましたが、ファサードはそのまま残っており、街並みに魅力的なアクセントを加えています。

住所: Cambridge Place
プロジェクト時期:1971年
書籍 IN SEARCH OF BAWAより引用、翻訳
ーーーーーーーーーーーーーーーー〜
アーキディレクター MAKOの徒然blog
はじめましての方へ
筆者について→ andmako.com/prof
継続して読んでくださる方へ
下記のアドレスをお使いのブラウザーのブックマークにご登録下さい
ーーーーーーーーーーーーーーーー〜