091\インドに想いを馳せるレコード/
- MAKOTO TADOKORO

- 9月8日
- 読了時間: 1分

大学で建築をいっしょに勉強した友人がインドを旅していると知り、義父から譲り受けたレコードに針を落としてみた。それは、シタールの名手として知られるラヴィ・シャンカールのアルバムで、タイトルは「朝のラーガ」だ。
「ラーガ」とは、インド古典音楽の旋律体系であり、その中でもこの「朝のラーガ」は、夜明けの静寂や、昇りゆく太陽がもたらす希望を表現しているのだそう。朝の仕事を終え、静かな空間で聴くその音色は、単なるBGMではなく、僕の意識を遠い異国へと誘ってくれる。
シタールの軽やかな音色に耳を傾けるうちに、まるでインドの風景が目の前に広がっていくような感覚に包まれた。
建築やアートを通じて世界を旅する友人の姿を想像し、彼が今、どのような景色の中にいるのか、どのような体験をしているのか、思いを馳せるひととき。
音楽が持つ力を再認識させてくれた、とても特別な朝となったのだ。
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