背後に迫る里山を抱くように佇む建築。
夏真っ盛りの今月初旬、戦後のモダニズム建築家、建築家・東孝光の作品を訪れる機会があった。
オーナーは画家でアーティストのPavelさんで、いすみ市に移住後、長年使われていなかったこのアトリエを引き継いだのだ。
引き継いで使えるようになるまで改修をしたりと当時の苦労話を教えてくれた。
長い回路のあるコンクリート壁面を向いて右側がアトリエ、左側が演劇スペースとなっており、後者は孝光の娘で建築家の東利恵が設計した。
光の入り方や開口部のデザインが秀逸で、アトリエとして作品き向き合える環境である。
また夏も涼しい、いすみ市の気候ともあいまって居心地がよい。
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