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執筆者の写真MAKOTO TADOKORO

032 \職人の優しくも熱い眼差し/

江之浦リトリート凛門のクラファン達成を期にホテルのラウンジスペースに新しく配置する本小松石のテーブル。その天板が仕上がってきた。多くの方からの応援によって成り立つプロジェクトであり、感謝感謝です。


加工場の真鶴石材工業所にて。大きな石を分断する巨大な回転のこぎり。


石を切り、研磨して仕上げていくと石の細かな表情がさらに増して見えてくる。


硬い石だが、触ってみるとシルクのように柔らかくもあたたかみのあるテクスチャーにうっとりしてしまう。


石には鉄が打ち込まれたようなスチールアングルの象嵌が。石を割るときに鉄の楔を打ち込む動的なイメージへのオマージュ。


新しいディテールにチャレンジしているので、製作が進むにつれて、うまくいくかな?などと不安がこみあげてくる。しかも、いまはスリランカからリモートで作業の進捗を確認したり、打ち合わせに入ったりしていて現地にいけないもどかしさがあるが、このように石職人さんたちの優しくて熱い眼差しにデザインをしている僕の方も勇気づけられている。完成が楽しみだ。


凛門によるクラファンの軌跡はこちらのリンクよりご覧いただけます◎


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アーキディレクター MAKO(田所真)

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